DOCTRINE
大学生からアイドルは遅い?19歳・20歳で始めるなら「どこに入るか」まで考える
遅くない。少なくとも、19歳や20歳という年齢だけでアイドルへの応募が終わるわけではない。GlassRoomも現在、高校生から22歳までの女性を募集対象としていて、歌やダンスの経験を応募条件にはしていない。だから大学生になったこと、19歳になったこと、20歳になったことだけを理由に「もう遅い」と結論づける必要はない。ただ、本当に考えるべきなのは、まだ応募できるかではなく、どこへ応募するかだ。応募できることと、その場所を選ぶ理由があることは同じではない。
「遅くないなら、有名なグループを受ければいい」はかなり正しい。
19歳でも応募できる、20歳でも可能性がある、未経験でも最初から対象外ではない。そう分かった人が、だったらできるだけ有名なグループへ応募した方がいいのではないか、と考えるのは自然だ。すでに名前が知られていて、楽曲があり、ファンがいて、ライブがあり、制作体制と活動実績がある場所なら、加入した時点から一人では簡単に作れない規模へ接続できる可能性がある。そのグループ自体が好きで、その曲を歌いたい、そのライブに立ちたい、その名前の一員になりたいのであれば、GlassRoomを選ぶ理由を無理に作る必要はない。欲しいものが「アイドルになること」ではなく「そのグループのメンバーになること」なら、目的地はすでに決まっている。
GlassRoomは、有名なグループより入りやすそうだから選ぶ場所にはしたくない。大きな既存ファンも、長い活動歴も、完成した成功例もまだない。有名な場所よりこちらの方が得だと主張できる材料もない。それでもGlassRoomを指名する理由があるとすれば、知名度や倍率の代用品ではなく、そもそも違う種類の場所として選ぶ場合だ。
完成した場所へ入ることと、未完成な場所へ入ることは、同じゲームではない。
すでに大きくなったグループへ入れば、その場所が持っている完成度を借りられる。名前、楽曲、ファン、ライブ、制作体制、過去の活動、そのグループを見たときに人が抱くイメージまで、一つひとつを自分でゼロから作る必要はない。加入した瞬間から既存の文脈へ接続できることは圧倒的に強い。その代わり、新しく入る人は何もない場所へ最初の線を引くわけではなく、すでに存在する歴史や期待の中へ入り、自分がその場所のどこに必要なのかまで含めて見られる。
GlassRoomには、その完成度がまだない。代わりに、誰が入るのか、何を撮るのか、何を歌うのか、何を着るのか、どんな言葉を使うのか、何を発信するのか、そして何をGlassRoomの活動と呼ぶのかまで、決まっていない部分が残っている。完成した場所では自分が場所に入る。未完成な場所では、自分が入ることで場所まで変わる。GlassRoomが初期メンバーを募集する意味は、空いている席を埋めることではなく、入った人によってまだ存在していなかった席まで作れる状態を残しておくことにある。
未経験は「0」ではない。まだ測っていない。
ダンス未経験、歌未経験、芸能活動未経験という情報は、その人の能力が0であることを証明していない。カメラの前に立ったことがなければ、カメラの前で自分に何が起きるのか本人にも分からない。ライブに立ったことがなければ、人前に向いているかどうかを学校や日常生活だけから推測していることになる。知らない人から名前を覚えられた経験がなければ、人から覚えられる存在になったときに自分がどう変わるのかもまだ分からない。未経験者の中には、弱さではなく未測定が残っている。
GlassRoomが経験不問にしているのは、「誰にでも才能がある」と無条件に言いたいからではない。測る前から0にしないためだ。経験がないことを、そのまま能力がないという判定へ変換せず、まだ実際の環境では確認されていない情報として扱う。撮られて初めて分かること、人前に出て初めて分かること、誰かに名前を覚えられて初めて分かることがあるなら、それを確認する前に終わらせる必要はない。
19歳・20歳までに増えたものも、アイドルの材料になる。
アイドルの年齢は、若いほど価値が高く、その後は少しずつ価値が減っていく数字のように扱われることがある。しかし、年齢と一緒に増えている情報もある。19歳までに選んだ服、20歳までに聴いた音楽、保存した写真、見てきた映画、学校で覚えたこと、バイトで知ったこと、友達から何度も言われたこと、自分では特別だと思っていない癖や好みまで、15歳の自分にはなかったものが20歳の自分には蓄積している。若い年齢を重視する選考が存在することまで否定する必要はないが、年齢が一つ増えるたびに、人が持っている材料まで一方向へ減っていくわけではない。
育成期間を長く取りたい場所では、若さそのものが重要な条件になる。一方で、本人がすでに持っているものを見つけ、それを活動へ接続しようとする場所なら、それまでに蓄積した情報も材料になる。同じ20歳でも、選ぶ場所によって20歳の意味は変わる。だから「20歳は遅いか」という質問だけでは足りない。本当は、20歳までにできあがった自分を、どんな場所なら材料として使えるのかまで考えた方がいい。
GlassRoomでは、歌とダンス以外のものを「関係ない特技」にしたくない。
写真が好きなら、撮られる側になるだけではなく、何を良い写真だと思うのかまで活動へ持ち込める。服が好きなら、衣装を着る人で終わらず、何を着るのかを考える側にも近づける。映像を作る、絵を描く、Webを作る、文章を書く、本を読む、街を歩く、音楽を探す、人から妙に覚えられる。そういうものを「アイドルとは関係ない特技」として活動の外へ追い出したくない。一人増えたことでメンバーが一人増えるだけではなく、GlassRoomでできることそのものが増える状態を作りたい。
だからGlassRoomで探しているのは、すでに決められたアイドル像へ最もきれいに収まる人だけではない。まだアイドルとして使われていないものを持っていて、その使い方も一緒に発見できる人だ。入る前から自分の役割が完成している必要はない。人が役へ入るだけではなく、人が入ったことで役の方まで変わる余地を初期メンバーの段階では残しておきたい。
GlassRoomは、有名オーディションの「受かりやすい代替品」ではない。
GlassRoomにはまだ証明されていないものが多い。どこまで人に届くのか、どれだけ活動を大きくできるのか、どんな仕事が生まれるのか、どんな音楽やライブへ到達するのか。今の段階で、大きなグループと同じ結果を約束することはできないし、有名な場所へ入れば得られたかもしれない大きな初速を保証することもできない。未完成であることは自由だけではなく、不確実性を引き受けることでもある。
だから「有名なところは倍率が高そうだからGlassRoom」という選び方にはしたくない。GlassRoomを選ぶ理由があるとすれば、すでに証明された場所の力を借りることより、自分が入ることでまだ証明されていない場所の形まで変わることに価値を感じる場合だ。大きいか小さいかではなく、完成したものへ接続したいのか、未完成なものへ自分の形を残したいのか。その違いで選ぶ場所は変わる。
GlassRoomを選ぶ人。
アイドルには興味がある。でも、すでに完成したキャラクターへ自分を合わせるところから始めたいわけではない。自分が写真でどう見えるのかまだ知らない。歌やダンス以外に持っているものも使いたい。誰かが作った席を競うだけではなく、自分が入ったことで場所の方まで変わることに興味がある。そういう人にとって、GlassRoomは単に「まだ小さいアイドルグループ」ではない。まだ自分の使い方が決まっていない人と、まだ使い方が決まっていない場所が、同じ時点で出会うためのプロジェクトになる。
逆に、すでに入りたいグループが決まっていて、そのグループの楽曲や世界観の中で活動すること自体が目的なら、その場所を受けた方がいい。GlassRoomは全員にとって正しい選択肢ではない。誰にでも選ばれることより、「ここで始める意味がある」と思った人から指名される方が重要だと考えている。
DOCTRINE
最初の場所は、いちばん大きい場所ではなく、自分の存在がいちばん大きな変数になる場所でもいい。
大きな場所では、一人が入っても場所そのものは大きく変わらない。それは、その場所がすでに強いということだ。まだ始まっていない場所では、一人が入るだけで全体が変わる。それは可能性であると同時に、不確実性が大きいということでもある。どちらが上かという話ではない。すでに証明された場所の力を借りたいのか、自分が入ることでまだ証明されていない場所の形まで変えたいのか。大学生からアイドルを始めるなら、「19歳は遅いか」「20歳は遅いか」だけではなく、そこまで考えた方がいい。
GlassRoomは「遅れてしまった人のためのアイドル」ではない。完成していない人を、完成していない場所へ入れる。まだ自分が何に向いているのか決まりきっていない人と、まだ何になれるのか決まりきっていないプロジェクトを接続する。人が場所を変えるのか、場所が人を変えるのか、その結果まで最初から決めてしまわないために、GlassRoomは初期メンバーを募集している。
大学生からアイドルを目指すときの質問
19歳からアイドルを始めるのは遅いですか?
19歳という年齢だけで、アイドルを始めるには遅いとは言えません。実際の応募可否は各募集の年齢条件によって変わりますが、少なくともGlassRoomでは19歳は現在の募集対象に含まれています。
20歳・大学生で未経験でもGlassRoomに応募できますか?
GlassRoomは現在、高校生から22歳までの女性を対象としており、歌やダンスの経験は問いません。20歳や大学生であること、アイドル活動が未経験であることだけを理由に応募対象外になるわけではありません。
有名なアイドルグループを受けた方がいいですか?
そのグループそのものに入りたいのであれば、受ける理由があります。既存のファン、楽曲、活動実績、制作体制を持つ場所と、立ち上げ段階のGlassRoomでは得られるものが違います。GlassRoomは有名グループの受かりやすい代替品として募集しているわけではありません。
GlassRoomを選ぶ理由は何ですか?
初期メンバーとして、完成したアイドル像へ入るだけではなく、入った人によってプロジェクトの形そのものが変わる余地があることです。その代わり、GlassRoomは大きな既存ファンや長い活動実績を持つ完成済みのプロジェクトではありません。その未完成さを不安と感じるか、自分が関われる範囲だと感じるかによって、GlassRoomを選ぶ意味は変わります。初期メンバーと途中加入の違いはこちらで整理しています。
GLASSROOM / FIRST MEMBERS
まだ完成していない場所から始める。
GlassRoomは東京で活動する初期メンバーを募集しています。対象は高校生から22歳までの女性で、歌やダンスの経験は問いません。応募を送っただけで活動への参加が決まることはなく、活動内容、スケジュール、報酬、写真・映像の利用などは参加を決める前に確認できる形で説明します。応募料・登録料・加入費・所属料・レッスン料・衣装代・チケット買取ノルマはありません。18歳未満の場合は、実際の活動へ進む前に保護者の同意が必要です。
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