STRUCTURAL STUDY / 001
拡張可能な
最小単位。
EXPANDABLE
MINIMUM UNIT
アイドルの作り方を疑う。
使える仕組みは使い尽くす。
アイドルになるための準備は どこまで必要なのだろう。
メンバーを集める。歌を練習する。 ダンスを覚える。楽曲を作る。 衣装を発注する。振付を完成させる。 何度もリハーサルをしてステージに立つ。
運営はステージが始まる前から費用を支払う。 出演者はステージが始まる前から時間を差し出す。
両者とも実際に活動してみるまで 結果が分からない。
この順番を疑っている。
通行人をじっと見る人がいたら不審に思われる。 ステージ上の演者を見ることには理由がある。
ステージは観客が一人の人間を見るための場所を作る。
そこで何をするか。
DJをする。
曲を選ぶ。つなぐ。次の曲へ進む。
選曲にはその人が聴いてきた音楽が表れる。 何を好きで何を次に流したいのかがプレイになる。
既存のやり方を疑う。
既存の設備を使う。
DJブース
ブッキング
音楽イベント
チケット
チェキ会
ファンコミュニティ
両方の王道を目指す前に
両方の設備を使う。
足してみる。
最初の構成は固定する。
追加する要素は自由に取り外せる。
01 — ADD
表現を追加する
02 — MOVE
最初に戻れることも設計の一部。
足した分だけ
仕事が増える。
新しい表現には新しい可能性がある。 同時に新しい費用と時間が発生する。
- 選曲とミックスから活動を始める
- 機材・出演条件・安全管理を整える
- 選曲・DJ技術を習得する
これは費用や成功率の試算ではありません。 活動を変えるときに確認すべき仕事を表示しています。
小さく始めることは
お互いのリスクマネジメントになる。
運営は最初から完成したグループの制作費を 投入する代わりに実績を見ながら投資できる。
出演者は最初から大きな活動計画に 生活を合わせる代わりに自分の適性や興味を 確かめながら続けられる。
DJとして身につけた技術は本人に残る。
活動を続けて歌いたくなったら歌えばいい。 ダンスを取り入れたくなったら始めればいい。 オリジナル曲を作ることも 複数人のグループへ変わることもできる。
アイドルライブに出る。 HOUSE MUSICのイベントに出る。 セレクトショップの企画に呼ばれる。 ギャラリーで音楽を流す。
花屋のオープニングでDJをすることだって考えられる。
花を買いに来た人が曲を聴く。 誰が選んだのかを見る。 その人の次の出演を知る。
音楽の観客がアイドルのファンになる。 アイドルのファンがHOUSE MUSICを聴く。
最初の形は小さい。
出演できる場所は広い。
この仕組みでは追加する前に確かめることがある。
誰が費用を負担するのか。 誰の時間を使うのか。 誰が決定するのか。 作品の権利は誰にあるのか。 活動を終えるときに何を残せるのか。
制作の順序は変えられる。 安全管理と契約上の責任は最初から設計する。
運営にとって軽い仕組みが 出演者に重い負担を移すだけなら リスクマネジメントとして成立しない。
双方が試せること。
双方が断れること。
双方が次の段階を選べること。
そこまで含めて最小単位を設計する。
































