学校以外の居場所がほしい高校生へ|学校では 過去の自分が毎朝先に登校している
YOUR REPUTATION GETS TO SCHOOL BEFORE YOU DO.
学校では 今日の自分より先に 昨日までの自分が待っている
学校が嫌いなわけじゃない。家にも帰る。友達もいる。それでも 学校以外にもう一つ場所が欲しくなることがある。
理由をうまく説明できない日もある。
別に大事件があったわけじゃない。クラスにも入れる。昼休みも誰かと話す。放課後になればいつもの駅まで歩く。
それでも少しだけ 別の場所へ行ってみたくなる。
その感覚には理由があると思う。
学校では 自分が教室へ入るより先に「自分がどういう人か」がもう到着している。
学校では 過去の自分が毎朝先に登校している
高校へ通っていると 少しずつ自分についての情報が周りに溜まっていく。よく話す。あまり話さない。真面目。面白い。こういう服が好き。こういう人と仲がいい。こういうことはやらなそう。
昨日までの自分から 今日の自分が予測される。
教室へ入った瞬間に誰かが悪意を持って決めているわけではない。毎日会っているから自然に情報が増え その人についての説明が少しずつ完成していく。
自分自身もその説明を覚える。
「私はこういうタイプだから」
「こういうのは自分っぽくない」
「急にやったら何か言われそう」
誰にも禁止されていないのに 選ばなくなるものが出てくる。
学校では 過去の自分が毎朝先に登校している。
今日ちょっと違う自分で行こうと思っても 昨日までの自分を知っている人が先に待っている。
学校以外へ行くと 前評判が少し消える
知らない場所へ行くと 少しだけ条件が変わる。
そこにいる人は 去年の自分を知らない。中学の自分も知らない。クラスでどの位置にいるかも知らない。いつも誰といるかも知らない。
その場で最初に出したものから 自分についての情報が始まる。
学校では静かな人が 外でも静かなことはある。ただ その静けさについた説明が違う。教室では「話さない人」だったものが 別の場所では「人の話をちゃんと聞く人」になることがある。
学校では服の話をしなかった人が 外では最初から服の話をすることもある。写真を撮られることなんてなかった人が 別の場所では最初からカメラの前にいることもある。
本人は同じ。
先に置かれている説明が違う。
それだけで 出てくるものが変わることがある。
居場所には 二種類あると思う
一つは 自分を説明しなくていい場所。
疲れた日に行ける。何も要求されない。話したくなければ話さなくていい。安心していられる。
そういう場所は必要になる。
もう一つある。
自分の説明が まだ決まっていない場所。
そこでは「いつもの自分」を再現しなくても時間が進む。
初めて会った人が 自分でも気にしていなかったところを好きになる。学校では一度も任されなかったことを頼まれる。やったことのないものを渡されて 意外とできる。
帰る頃に 自分について一行増えている。
学校以外の居場所が欲しいとき 欲しいのは休める椅子だけとは限らない。
まだ自分について誰も答えを持っていない場所が 欲しい日もある。
学校にいる自分が 偽物になるわけじゃない
学校の自分も本物になる。家の自分も本物になる。友達といる自分も同じ人から出ている。
場所が一つ増えると その人の中に別の人物が生まれるというより 使われる部分が変わる。
学校では毎日必要だったものが 新しい場所では一度も必要とされないことがある。
反対に 学校では出番がなかったものが 最初の日から必要になることもある。
そのとき少し気持ちがいい。
今まで隠していた才能を発見したみたいな大きな話じゃなくていい。
「あ 自分こういう感じでもいけるんだ」
それくらいで十分に景色が変わる。
同じ人に囲まれていると 自分まで固定されやすい
高校生活は同じ人と会う回数が多い。月曜日に会って 火曜日も会う。来週も会う。来月も同じ教室へ入る。
人間関係が積み上がるのと一緒に 自分についての説明も積み上がる。
その説明が当たっている部分もある。
問題は まだ一度も出ていない自分まで説明済みにしてしまうこと。
「自分は人前に出るタイプじゃない」
人前に出た回数は何回だろう。
「知らない人とは話せない」
学校以外の知らない人と 本当に何人話しただろう。
「こういう活動は自分には合わない」
その活動の中へ 一度でも入ったことがあるだろうか。
経験していない自分についても 過去の自分から推論は作れる。
学校以外の場所は その推論へ実物を一つ追加できる。
知らない場所へ行くと 少しだけ自由になる理由
知らない人しかいない場所には怖さもある。何を話せばいいか分からない。浮いたら嫌だと思う。帰りたくなるかもしれない。
同時に 少し軽い。
誰も昨日の自分を知らない。
今日何を選んでも「急にどうしたの」と言うための過去を持っていない。
服を変えてもいい。話し方が違ってもいい。いつもより前へ出てもいい。静かなままでもいい。
最初からその人として見られる。
新しい場所には 過去の自分がまだ入場していない。
GlassRoomには 学校での役を持ってこなくていい
GlassRoomへ来る人が 学校でどんな人だったかは活動の仕様書にならない。
クラスで目立っていたか。文化祭で前へ出たか。ダンス経験があるか。昔からアイドルになりたかったか。
それだけで役を決める気はない。
本人が入ったあとに分かることがある。
撮ったら強かった。誰かと並んだら急に関係が見えた。服を選ばせたら本人が一番うまかった。話している時間がそのままコンテンツになった。街へ出したら写真より動いている方がずっと良かった。
そういうことが起きたら GlassRoom側の予定も変える。
人を完成済みの役へ入れるより 人が来たことで今までなかった役を作る。
その方がGlassRoomらしい。
学校以外の居場所が欲しい理由を 完璧に説明しなくていい
学校が嫌だから。
友達がいないから。
家にいたくないから。
そんな大きな理由がなくても 三つ目の場所を持てる。
今の生活も悪くない。
それでも まだ会ったことのない自分が少しくらい残っていてほしい。
その程度の気持ちで外へ出る日があっていい。
学校へ戻れば また同じ教室がある。同じ机がある。同じ友達がいる。
ただ 前の日まで学校しか知らなかった自分ではなくなる。
学校以外にも 自分を知っている人がいる。
学校以外にも 自分の名前で起きた出来事がある。
学校以外にも 次に行く場所がある。
それだけで 学校が世界の全部になるのを防げる。
学校では 過去の自分が毎朝先に登校している。
学校の外には まだ誰も説明していない自分が先に待っている場所を作れる。
GLASSROOM|MEMBER ENTRY
まだ誰にも決められていない自分で来る
GlassRoomは東京で高校生から22歳まで初期メンバーを募集しています。学校でどんな人だったかも アイドルを目指してきたかも最初の役割にはしません。少し気になった段階から話せます。
エントリーフォームへ進む→送信した時点で参加が決まることはありません。最初に話してから考えられます。
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