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アイドルグループにコンセプトはなぜ必要なのか。 グループのイメージを伝える言葉と ライブ制作で共有する判断基準について考える。
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コンセプトは何のためにあるのか。
知らないアイドルの告知を見た人は 最初から全曲を聴かない。 メンバーの経歴もすべては読まない。 それでも数秒で見に行くかどうかを判断する。
そこで必要なのは説明の量ではない。 まだ知らないグループについて 最初のイメージをつくれる短い言葉。
コンセプトは作品の代用品ではない。 音楽や衣装やライブを体験する前に 何を期待すればいいのかを知らせる入口になる。
さらに制作の内側では別の仕事がある。 曲順。照明。写真。衣装。告知。 それぞれ別の人が別の選択をする。
全員が自分の仕事だけを正しく進めても 思い描くグループが違っていれば 一つのライブには見えない。
「何か違う」では直せない。 誰かの好みだけでも共有できない。 一言で戻れるイメージがあれば 違う案を同じ基準から比べられる。
つまりコンセプトは 外から入る人には想像の起点になる。 内側でつくる人には判断の起点になる。
必要なのは全員に 同じ答えを出させることではない。 違う答えが出たときに 同じ問いから話せること。
短ければ何でもいいわけではない。 覚えられても何も想像できない言葉では 機能しない。 作品と結びつかなければ 記号のままで終わる。
ライブが増えると一言の意味も増える。 最初は言葉からステージを想像する。 いつかその言葉だけで 見たステージを思い出せるようになる。
だからコンセプトは 説明文を短くしたものではない。 見たことのない人と実際につくる人が 同じグループを思い浮かべるための共有点。
GlassRoomにもその一言がいる。
言葉を探す。 もっともらしい答えはいくつでも見つかる。
Almost Right?
Perfectly Sweet?
Beautifully Safe?
Dangerously Cute?
Sweetly Unstable?
Wrong on Purpose?
Accidentally Catchy?
Pretty but Predictable?
Almost Unforgettable?
Perfectly Imperfect?
Harmlessly Dangerous?
Softly Rebellious?
Dangerously Familiar?
Too Good to Behave?
Always in Tune?
Sweet but Wrong?
Just Another Idol?
What If It Changes?
Who Decides What’s Right?
Still Not It?
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