しぬほど軽い

「かわいすぎてしぬ」「今日ほんと無理」「終わった」。意味だけ見れば強すぎる言葉が、なぜ会話では軽く流れるのか。高校生の言葉遣い、w、AI音声、誇張表現から、言葉と感情のズレを考える。

かわいすぎてしぬ。眠すぎてしぬ。課題終わらなすぎてしぬ。推しの供給多すぎてしぬ。語義だけ拾うと1日で何回も終わっているのに、3時間目には席にいるし、帰りにマスカット味のグミも買う。

「つらい」は会話が始まりやすい。「しんどい」も相手の手を止めることがある。「しぬw」は字面だけなら最大級なのに、返事が「わかるw」で完了する日がある。語の最大出力と、相手へ渡す負荷が同じ方向を向いていない。

強度を上げた方が搬送しやすい感情がある。「今日だるかった」より「今日まじでしぬ」の方が、事情を全部開封しなくて済む。細部を省いて振幅だけ送る。圧縮形式として見ると性能が高い。

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stilloperable
個人ブログ。インターネット、仕事、学校、アイドル、まだ名前のついていない仕組みについて書いています。現在、GlassRoomというアイドルプロジェクトを準備中。

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